美しい表面にめぐり逢いたい・・・共鳴/はーとすとりんぐす

 

 
今生で一度 自分に与えられた 一番美しい姿になって また、自然の中に還ってゆきたい!

掃除(そうじ)の本
「美しい表面との遭遇への旅立ち」


こどものころ ふしぎに思ったことがありました
お母さんは 毎朝、毎朝 雨戸も、ガラス戸も、障子も、みんな開け放って、“はたき”をかけ、“ほうき”で部屋を掃きます
でも
 部屋には ゴミはひとつも落ちていません
なぜ掃除するんだろう?
そのころ
こどもたち は 玄関を掃除して 水をまいて お父さんの靴を磨きます
それがおわると
“ごはんですよ”
家族みんなでお膳をかこみます
“いただきます”
そのとき
どうして この部屋が こんなに きれいに見えるんだろうなんだろう
ゴミなんか最初からひとつもなかったのに
とても清々しいのです
それがとても不思議でした 
私達を包んでいるものすべてが 
ほんとうは どんなに 美しいものだったのか

ようやく わかるような気がするのです
だから
もういちど 触れ合ってみたいのです
美しくなろうね
そう 囁いて みたいのです





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第1章 掃除(そうじ)の本  第1章 「邂 逅」
 1.なぜ 今 「掃除」なのか?
 2.誕 生
 3.今生で一度
 4.水 よ
 5.ぞうきん(雑巾)
 6.ほうき(箒)
第2章 掃除(そうじ)の本  第2章  「旅立ち」(製作中)
 1.美しい表面との遭遇への旅立ち
 2.私たちは こんな表面に育まれていたのですね
第3章 掃除(そうじ)の本  第3章  「ふれあい」(製作中)
 1.美しくなろうね・・・

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I.T.I-COSMOS