Contents.10.<総合工学出版会・図書案内>・・・   2006/09/10


「ドイツの原子力物語」 −幕開けから世紀をこえて− (改訂 第1刷)

<非営利 ・企画出版>

ペーター・アウアー (Peter Auer)原著 「ダーレムからヒロシマへ」 より

外林 秀人 外山 茂樹 訳編著

「原子が割れる・・・」核分裂の発から世紀をこえてグローバルネットワークへ・・・!
書   名:「ドイツの原子力物語」−幕開けから世紀をこえて−
          <改訂 第1刷附録 平和への願いを込めて> 綴込み
体   裁: 四六版 347頁
定   価 2000円 (本体価格 1905円+税)
 送料=国内外共・出版社負担
        (15ユーロ)
発行所: アイ・ティー・アイ/総合工学出版会
図書申込方法 図書名、送付先、受取者氏名、 TEL, FAX.等.ご明記の上、
 下記へ FAX または E-mailにてお申込ください。請求書同封にて、図書送付いたします
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同封の請求書に明記してあります。
総合工学出版会 FAX:03-3361-7606TEL..03-3361-7619
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「ドイツの原子力物語」 −幕開けから世紀をこえて− (改訂 第1刷)
も・く・じ・ろ・く/出版記録
訳著編者 まえがき


21世紀を迎えて国際紛争における新しい様相を呈し、核拡散についても一段と緊張が高まっている。また地球環境の持続的発展に対して原子力利用の是非をめぐる論争も座視できない。そしてまた、日本の科学技術がレベルアップした証のように、ノーベル賞が身近な話題となった。このノーベル賞は、20世紀の初頭に設けられ、科学技術への功績を顕彰する尺度としてグローバルな権威を確立している。それは原子力の分野で画期的な進歩が相次いだことに依るところが大きいであろう。

原子力に関する出版物はすでに数え切れないほどあるが、本書はこのような新しい局面に対応して原子力開発の科学史的意義を掘り起こし、21世紀における科学技術の関わりを示唆しようとするものである。内容はドイツのジャーナリストでノンフィクション作家ペーター・アウア氏が、ドイツにおける原爆50周年と関連して著作出版した「ダーレムから広島へ」を主な題材としている。題材とした原著は、核分裂の発見した研究室の雰囲気や情況の鮮やかな描写から始まる。ドイツ人がドイツ人に向けて書かれたものであるから、ドイツの原子力科学への貢献とロシアの原子力開発への関わりについて独特の視点をあてている。しかし日本に関しては残念ながら知識不足で、日本で出版するためには根本的に書き直す必要があった。そこで2人の編著者がこれに当たった。

編著者の一人は若くしてマックス・プランク研究所に留学し、そのまま定年まで在職した者である。所属したのは核分裂反応を発見した化学研究所に隣接する電気化学研究所(現在のマックス・プランク協会フリッツ・ハーバー研究所)で、ドイツのオックスフォードと呼ばれたダーレムの学術的風土を堪能している。また、自らも広島で被爆の体験をもち、原子力への思い入れは長くかつ深いものがある。

もう一人の編著者は、資源・環境問題に関連したいくつかのナショナル・プロジェクトに自ら参画し、科学技術と国家の関わりについて、歴史的な変遷に着目して所論を展開している。本書は両編著者の視点から原著の題材を取捨し、日独交流に関する独自の資料を収集して編集した「ドイツの原子力物語」である。

内容はもともとドイツに深い関心を抱いておられる方々ばかりではなく、原子力物語になぜドイツが特定されるのか、それが日本とどういう関係があるのだろうかと思われる方々にも、興味の扉を開くことができるように編集した。ヨーロッパを理解するには色々なチャンネルがあるけれども、日本人にとってドイツは最も太いチャンネルの一つである。それはかって第二次世界大戦の同盟国であったということもさることながら、お互いに共通しているところと相違していることを探り出すと、多くの示唆に富んだと知的発見があるからである。たとえば「真理の探究」というのが科学の原点とするならば、それが欧米を中心とした20世紀と、ITに進歩によってグローバルに連携する21世紀ではどうなるか、もろもろの科学技術の課題に投影して考える糧となる話題を選んでいる。

2003年6月

編著者  外林秀人 外山茂樹
「ドイツの原子力物語」 −幕開けかあら世紀をこえて−  <目次> 

第1章 ダーレムの三人の科学者

1938年12月ウラン核分裂反応の発見/ナチス旋風の中で
原子からエネルギーを取り出すドラマの幕開け

・そのときカイザー・ウイルヘルム化学研究所では
・リーゼ・マイトナーとオット・ハーンの出会
・アインシュタインとドイツのキュリー夫人
カイザー・ウィルヘルム協会設立の頃
・第1次世界大戦とハーバーそして日本
・大戦の最中プロトアクチニウム発見
・日本とドイツにおける科学技術の基礎作り
・ドイツの窮状に寄せた日本の寄金
・戦争と科学者 −新兵器の導入と廃絶の堂々巡り
・その頃の日独人材交流
・ナチスの台頭
1929年シュトラスマン奨学生となる
・異分野融合の研究体制離別
・その頃ダーレムの実験室とその周辺
・リーゼ・マイチナーとの密やかな
・シュトラスマンの提案/担体にバリュウム塩を
・リーゼ・マイトナーとの密やかな離別
1938年12月15日 新発見 原子が割れる
・理論的検証とマイトナーとの交信
・ストックホルムの森で描いた「核分裂」のイメージ

第2章 本拠ヨーロッパとアメリカに渡った科学者達

バリケードに仕切られた両陣営での原爆開発合戦
そして第2次世界大戦へ

・ヨーロッパで幕を開けた原子力の舞台はアメリカへ
・第一幕 開けてしまった玉手箱/プリンストン大学
 「新聞の時間」(1939.1.16)

・フェルミのノーベル賞とダーレムの追試
・1939年2月7日  アメリカ物理学会に参加した科学者達
・アインシュタインの書簡とドイツゆかりのユダヤの人々
・1939年10月 核エネルギー開発に関する委員会結成準備会 の迷走
・ナチスに見放され迷える子羊となったウランの研究
・ナチスとハイゼンベルグ/バリケードに仕切られた両陣営
・ナチス政権の郵政大臣オーネゾルゲと核物理学研究
・核分裂成功までの科学者達のう余屈折
・ベルリンの「ウイールスの家」で
・ボーアとハイゼンベルグの確執/「法王と枢機卿会談」の真実
・アジア・太平洋戦線と日本軍
・動き出したアメリカの原爆開発
・その頃ドイツでは − 積層方式とサイコロ方式
・シカゴ原子炉1号(CP1)と忽然と現れた四つの人工都市
・その頃ダーレムでは

第3章 ロスアラモス/ポツダム/ヒロシマ・ナガサキ

砂漠の中の隔離都市ロス・ラモスからポツダムの大統領へ
原爆テスト成功の第一報/「子供は無事生まれた」

・ミズリーの古着屋トルーマンの大統領への階段
・新大統領に原爆計画を知らせるタイミング
・隔離都市ラスアラモスの出現
・三首脳ボツダムに集結  原爆という隠し玉
1945年7月16日 ロスアラモスからポツダムへ「子供は無事に産まれた」
・原子爆弾の戦略と思慮分別 / 科学者の探究心と義務感
・1945年7月23日 チャーチルの晩餐会とスターリンの一人合点
・ボツダム会談と核兵器に関するルーズベルトとチャーチルの間の盟約
・ボツダムでトルーマンの決断 原爆投下を何時何処へ
・原爆投下部隊の編成と空飛ぶ要塞B29
・敗色濃厚となった日本、そして原子物理学者による「仁」プロジェクト
・機密裏にテニアン島へ運び込まれた特殊爆弾「リトルボーイ」
・B29「エノラゲイ」広島へ向けて出陣 そして赤いボタンは押された
・キノコ雲の下で
ピカ ドン
*舟入の自宅
*n君を探しに

母を探しに
*サダコ(ある少女の死)

・原爆投下の知らせ
*そこでスティムソン将軍は命じた
 「勝利の陶酔は断じて控えよ」
*巡洋艦「アウグスタ」の艦上で声がしゃがれたトルーマン大統領
*ティベットの胸に功績勲章
*アメリカのニュースと日本の報道
・雲間の大地 それは長崎だった
・万世ノタメニ大平ヲ開カント欲ス

第4章 核分裂発見の栄誉と波紋

ダーレムの科学者達のその後 そして東西両陣営の核開発合戦

・バッゲの抑留日記「ハーンは核分裂を兵器に利用しようと考えたことはなかった」
・ハーンのノーベル賞授賞
・「ダーレムの3人の科学者」のその後
・広島へ原爆投下 それはトルーマンの新しい宣戦布告であった・ドイツの頭脳生け捕り合戦
・1942年5月ソ連の原爆開発計画は動き出した
・フォン アルデーネ 原爆の研究所長に
・ザールランド地方の悲惨なウラン鉱山
・積み木遊び(原子炉)より爆弾を そして1948年8月29日
・1953年8月12日に設定されたソ連水爆テストへの強行
・オッペンハイマーとアメリカの水爆

5章 21世紀のシナリオ

原子力 それは地球環境問題への原点/21世紀へのメッセージ
対立の座標を動かす科学の進歩・国家プロジェクトからネットワークプロジェクトへ

1955年7月15日ノーベル賞受賞者16人の「マイナウ宣言」核武 装へ警告
・大英帝国の威信 ウインドスケールの原子力発電テスト
・エスカレートする核武装 と揺らぐ原子力発電所の安全問題
・原子力平和利用分野でのドイツと日本の協力関係
・ドイツの原子力発電廃絶宣言とその行方
・世界の原子力利用の現状と計画
・21世紀の戦略

附録 平和への願いをこめて

・附録@ ベルリンに三つのヒロシマ
・附録A マイトナー生誕125周年記念行事より
・附録B マイトナーの講演「原子エネルギーと平和」
・附録C シュトラスマンの出版物より
・附録D ドイツのエネルギー政索としての再生可能エネルギー利用

後付資料

・年表と参考資料
・人名索引

図書申込方法

書  名:「ドイツの原子力物語」−幕開けから世紀をこえて−
  <改訂 第1刷>
定  価:2,000円(本体1,9051円+税)/(15ユーロ)/(送料は国内外共・出版社負担)

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  送金方法:同封の請求書に明記してあります・

申込先:アイティーアイ/総合工学出版会

〒161-0034 東京都新宿区上落合1−6−1ドルチェ落合100号
FAX.03-3361-7606  TEL.03-3361-7619
E-Mail.: iti-cosmos@iti-cosmos.com
 
出版活動の記録

本書の献本(納本)リスト <大学、研究所の日本学部門

ベルリン

>Frau
> Prof. Dr. Irmela Hijiya-Kirschnereit
> Bibliotheksleiter
> Frei Universitaet Berlin
> Bibliothek des Ostasiatischen Seminars
>
> Podbielskiallee 42,
> D-14195 Berlin
>
>Herrn
> Prof.Dr.Klaus Kracht
> Humboldt-Universitaet zu Berlin
> Teilbibliothek Japanzentrum &
> Mori Ogai Memorial Hall
>
> Unter den Linden 6,
> D-10099 Berlin
>
>Frau
> Dr. Setsuko KUWABARA
> Leiterin der Bibliothek
> Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin
>
> Saargemuender Strasse 2
> D-14195  Berlin
>
>Herrn
> Dr. Rainer Krempien
> Leiter der Ostasienabteilung, Bibliotheksleiter
> Stiftung Preussisischer Kulturbesitz
> Staatsbibliothek zu Berlin
> Ostasienabteilung
>
> Posdamer Str. 33,
> D-10785 Berlin
>
(ベルリン以外の)ドイツ
> Frau
> Ryuko HASUNUMA
> Japanisches Kulturinstitut
> (The Japan Foundation)
>
ケルン日本文化会館
>
> Universitaetsstr. 98
> D-50674 Koeln
>
> Herrn
> Michael Kuhl
> Leiter der Bibliothek
> EKO-Haus der japanischen Kultur, e.V.
> Bibliothek
>
> Brueggener Weg 6,
> D-40547 Duesseldorf
>
> Herrn
> Dr. Hartmut Lamparth
> Reinische Friedrich-Wilhelms-Universitaet Bonn
> Bibliothek des Japanologischen Seminars
>
> Regina-Pacis-Weg 7,
> D-53113 Bonn
>
> Frau Rudolph
> Bibliotheksleiterin
> Martin-Luther-Universitaet Halle-Wittenberg
> Universitaets- und Landesbibliothek Sachsen-Anhalt
> Zweigstelle Brandbergweg
>
> Brandbergweg 23c,
> D-06120 Halle an der Saale
>
> Herrn
> Prof. Dr. Wolfgang Schamoni
> Bibliotheksleiter
> Ruprecht-Karls-Universitaet Heidelberg
> Japannologisches Seminar
> Bibliothek
>
> Akademiestr. 4-8,
> D-69117 Heidelberg
>
> Herrn
> Dr. Guenter Groenbold
> Leitung der Orient-Ostasienabteilung
> Bayerische Staatsbibliothek
> Ostasienabteilung
>
> Ludwigerstr. 16,
> D-80539 Muenchen
>
> Frau
> Renate Stegerhoff
> Bibliotheksleiterin
> Philipps-Universitaet Marburg
> Universitaetsbibliothek Marburg
> Bibliothek des Japan-Zentrums
>
> Biegenstr. 9,
> D-35032 Marburg an der Lahn
>
> Frau
> Petra Jeisel M.A.
> Bibliotheksleiterin
> Eberhard-Karls Universitaet Tuebingen
> Bibliothek des Seminars fuer Japanologie
>
> Wilhelmstr. 90,
> D-72074 Tuebingen
>

オ−ストリア
> Frau
> Dr. Gabriele Pauer
> Bibliotheksleiterin
> Universitaet Wien
> Universitaetsbibliothek  Wien
> Fachbibliothek fuer Ostasienwissenschaften
>
> Spitalgasse 2-4, Hof 5,
> A-1090 Wien
>
スイス
> Frau
> MIchiko Adachi
> Universitaet Zuerich
> Ostasiatisches Seminar
> Japanische Bibliothek und Abendlaendische Bibliothek
>
> Zuerichberggasse 4,
> CH-8032 Zuerich
>
フランス
> Hisanori ISOMURA
> Directeur
> Maison de la culture du Japan
a Paris
>
日本文化会館
> 101 bis, quai Branly
> 75740 Paris cedex 15
> France
>
>
イタリヤ
> Masayoshi KUSUDA
> Director
> Instituto Giapponese di Cultura
>
日本文化会館
> Via Antonio Gramsci 74
> 00197 Roma,
> Italy
>
>
英 国
> Mr. Noboru Koyama
> Cambridge University Library
> West Road, Cambridge
> England CB3 9DR
> U. K.
>
> Ms. Izumi K.Tytler
> Bodleian Japanese Library at the Nissan Institute
> University of Oxford
> 27 Winchester Road
> Oxford OX2 6NA
> U. K.
>
>
> Ms. Fujiko Kobayashi
> SOAS Libarary
> University of London
> Thornhaugh Street
> Russell Square
> London WC1H 0XG
> U. K.
>
>
アメリカ
> Ms. Yasuko Makino
> The East Asian Libray
> Princeton, University
> 33 First Campus Center, Room 317
> Princeton, N.J. 08544-1100
> U.S.A.
>
> Ms. Kumiko Yamada McVey
> Librarian for the Japanese Collection
> Harvard-Yenching Library
> Harvard University
> 2 Divinity Avenue
> Cambridge, MA02138
> U.S.A.
>
> Sachie Noguchi, PhD.
> East Asian Library
> 207D  Hillman Library
> University of Pittsburgh
> 3960 Forbes Avenue
> Pittsburgh, PA 15260
> U.S.A.
>
> Mr. Hideyuki Morimoto
> Columbia University
> C.V. Starr Asian Library
> 300 Kent Hall, Mail Code 3901
> 1140 Amsterdam Avenue
> New York, N.Y. 10027
> U.S.A.
>
>



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